導入事例 CASE STUDY

長尾工業様

地方税法に基づく固定資産税の特例

リースの活用により、早期償却、支払費用の削減・平準化を実現

~固定資産税の課税標準を3年間ゼロに軽減~

  • ファイナンスリース
  • 金属切削加工業
  • 首都圏

東京都目黒区に本社を構える長尾工業様は、福島県郡山市に2工場を所有する、切削加工の総合メーカーです。

試作から量産まで幅広く行い、加工から後処理まで一貫した受注体制を整えており、「お客さまに安心を提供する」を追及しています。

100台以上の広範囲な種類の最新設備を所有し、通信機器、油圧空圧機器、メディカル機器、光学機器と多種多様な対応が出来る体制を整え、高品質な商品を提供しております。

更なる事業拡大に向けて、今般、中小企業等経営強化法を活用してDMG 森精機製の立形マシニングセンタNVX 5080 の導入を行いました。

本設備を使用して、高精度・多品種の金属加工が可能となり、更に生産時間も短縮することから、より一層お客さまのニーズに応え、新規開拓を進め、経営基盤の拡大を目指しています。

お客さまの課題

  • 最新設備を継続的に導入したい

導入の効果

導入サービス

地方税法に基づく固定資産税の特例を活用した設備のリース導入
(中小企業等経営強化法:先端設備導入計画)

効果

  • 早期償却、平準化を実現
  • 地方税法に基づく固定資産税の特例活用により、支払い費用を削除
    (固定資産税の課税標準を3年間ゼロに軽減)

導入背景と選定について

地方税法に基づく固定資産税の特例の活用

リースの活用により、早期償却・支払費用の平準化を実現

長尾工業株式会社 代表取締役 長尾敏夫様にお話しを伺いました。

「毎年度、継続した投資計画を策定している中で、支払費用の平準化は必須となっており、リース・割賦での導入を投資毎に検討しています。

その中でも今回リースを活用した要因は、購入した際の法定耐用年数10年よりも短い6年の期間で契約を行い、早期償却が可能となった点が最大のメリットと感じています。」

固定資産税の特例を利用し、支払費用を削減

「当社では、計画的な設備導入を行う為、顧問税理士と設備導入計画を作成し、特例認定を受けています。その結果、設備導入の際には固定資産税の課税標準を3年間ゼロに軽減することが可能となり、積極的な設備投資に繋がっています。

また、本特例はリースでも活用可能であり、申請手続きについては、みずほ東芝リースさんに、迅速に対応していただき、非常に助かりました。

優遇税制や補助金の活用といった情報を、日頃からみずほ東芝リースさんより提供や提案を受けており、非常に役立っています。今後も期待している部分です。」

設備一例:主軸移動型CNC 旋盤

設備一例:主軸移動型CNC 旋盤

設備一例:立形マシニングセンタ

設備一例:立形マシニングセンタ

導入サービスについて

導入サービス

地⽅税法に基づく固定資産税の特例

● 特例措置(固定資産税の課税標準を3年間、ゼロ〜1/2に軽減)

対象設備 生産性向上に資する指標が旧モデル比で、年平均1%以上向上する設備、事業用家屋
申請要件
  1. 中小企業等経営強化法に基づく先端設備導入計画の認定を受けていること
  2. 資本金1億円以下の法人(大企業の子会社等を除く)

※ 中⼩企業等経営強化法(先端設備導⼊計画)

認定者 市区町村
要件
  1. 計画期間(3年~5年)において、基準年度比で労働生産性が年平均3%以上向上すること
  2. 労働生産性の向上に必要な生産、販売活動等の用に直接供される設備

労働生産性 =(営業利益 + 人件費 + 減価償却費)/ 労働者数又は労働者数 × 1人当たり年間就業時間

仕組み図

お客さまプロフィール

所在地 東京都目黒区目黒本町
工場所在地 福島県郡山市
設立 1972年7月
事業内容 NC複合自動旋盤とCNC 複合旋盤及びマシニングによる切削の総合メーカー
ホームページ http://www.nagao-inck.co.jp

郡⼭⼯場

  • 記載の内容は2022年6月17日現在取材のものです
  • 記載の名称は各社の商標もしくは登録商標です。