導入事例 CASE STUDY

芳源(よしもと)マッシュルーム様

ESGリース促進事業補助金

支払費用の削減・平準化と災害に対する備えを実現

~補助金・リース・動産総合保険の活用~

  • ESGリース促進事業
  • 農業
  • 関東

芳源マッシュルーム株式会社様は、千葉県香取市に本社、農場を構え、1967年よりマッシュルームの生産、販売を行っています。

マッシュルームの生産において要となる培地(マッシュルームを育てるために必要な栄養成分をたっぷり含ませた、いわば母胎のようなもの。)は、馬厩肥(馬の敷きわら)を利用して製造する事にこだわり、手間と労力を惜しむことなく無農薬で栽培する事により、質の高いマッシュルームを生産しています。

今回、空調設備の老朽化に伴い、東芝製チラーRUA-SP333NV4を導入しました。マッシュルームの製造には温度管理が非常に重要です。温度を0.2~0.3度の範囲でなめらかに調整を行える同製品の導入により、栽培に非常に適した環境を整えることが出来ました。

今後は、マッシュルームの日本での消費を現在の6倍に引上げ、その為の供給を当社で賄える様に生産量を現在の約4千tから1万tまで増産すると共に、副産物の活用等により環境にも配慮していきます。また女性を大事にしながら次の世代にも繋げていける職場を目指しています。

お客さまの課題

  • 老朽化に伴う空調機器の入替
  • 初期投資金額の削減・平準化
  • 万一の事故や災害への対策

導入の効果

導入サービス

ESGリース促進事業を活用した、空調設備のリース導入

効果

  • リースの活用で支払い費用の平準化
  • ESGリース促進事業補助金の活用による 支払費用の削減
  • 動産総合保険の付保により災害対策を実現
  • 低炭素機器の導入により、持続可能な 地球・社会づくりに貢献

導入背景と選定について

初期投資金額の平準化を目的として、設備はリースにて導入しています 初期投資金額の平準化を目的として、設備はリースにて導入しています

プロフィールは取材当時のものです

リースの活用により、支払い費用の平準化と災害時の保険付保を実現

芳源マッシュルーム株式会社代表取締役菅佐原芳夫社長にお話しをお聞きしました。

「初期投資金額の平準化を目的として、設備はリースにて導入しています。また、過去台風で甚大な被害を受けた為、導入物件に風水害時の手厚い動産総合保険が付保されるリースで導入する点も、大きなメリットと考えております。」

保険金が支払われる主な損害事故
 保険金が支払われる主な損害事故

栽培中のマッシュルーム(ホワイト種)

収穫したマッシュルーム(ブラウン種)

ESGリース促進事業の活用により、支払い費用の削減を実現

「今回、リース活用に際して、ESGリース促進事業の活用をみずほ東芝リースから提案されました。

インフラ系の機器で補助金を活用したことが無かった為、今回の設備導入で補助金が活用出来ると教えて頂き、非常に嬉しく、ありがたかったです。契約、補助金申請、工事会社との連携と一連の流れをスムーズに対応して頂き非常に満足でした。今後も継続したお付き合いをお願いしたいです。」

(芳源マッシュルーム様は、HP上でSDGsに対する取組を公表しており、ESGに係る優良な取組をしていると認められ、補助額が1%上乗せとなりました)

導入サービスについて

導入サービス

ESGリース促進事業

地球温暖化対策を目的として、環境省の定める基準を満たす産業用機械、業務用設備等の幅広い分野の低炭素機器をリースで導入した際に、ご利用いただける補助金制度です。

導入製品 東芝製チラーRUA-SP333NV4

お客さまプロフィール

法人名 芳源マッシュルーム株式会社
所在地 千葉県香取市米野井
設立 1987年12月
事業内容 マッシュルーム栽培・出荷
総耕地面積 170.28アール
年間総生産量(2021年実績) グループ全体約3,470トン
ホームページ https://www.ymush.co.jp/
  • 記載の内容は2022年7月12日現在取材のものです。
  • 記載の名称は各社の商標もしくは登録商標です。