導入事例 CASE STUDY

栃木県那須郡那須町様

賃貸借契約を活用して老朽化したエレベーターをリニューアル

バリアフリー化と災害に備えた安全対策を実現

  • 賃貸借契約
  • 公共・自治体
  • 首都圏
栃木県那須郡那須町

栃木県の那須町様はリゾート地として知名度の高い那須高原を有し、県内有数の観光地として、近年は外国人の観光客も数多く訪れています。「緑と活気にあふれ心ふれあうまち」をコンセプトに更なる町の活性化のためにも、老朽化した公共施設の更新が必要であり、限られた予算の中で財政負担の軽減が課題でした。

築35年を迎える町役場のエレベーターは、建物竣工時から利用し、老朽化により保守対応も困難な状況となっていたことから、早急なリニューアル工事が必要となりました。

そこで、賃貸者契約を活用したエレベーターリニューアルの検討を行い、期間10年の賃貸借契約を活用することでリニューアル化を実現しました。

お客さまの課題

  • 老朽化したエレベーターのリニューアル
  • バリアフリー化と、地震や火災などの非常時に備えた災害対策
  • 財政負担の軽減

導入の効果

導入サービス

賃貸借契約を活用した導入(賃貸借期間10年)

効果

  • 賃貸借契約を活用することで財政負担を軽減
    • 予算繰延効果で単年度予算を低減
  • 新安全基準に対応したエレベーターの導入により災害対策を強化
    • 24時間体制で安全を見守る遠隔監視システムの導入
    • 地震発生前の初期微動(P波)感知機能による運転自動コントロール
    • 新安全基準に対応

導入背景と選定について

継続的な保守点検を含めた賃貸借計画で財政負担の軽減と安全対策を実現 継続的な保守点検を含めた賃貸借計画で財政負担の軽減と安全対策を実現

プロフィールは取材当時のものです

賃貸借契約を活用することで財政負担を軽減

エレベーターは役場竣工時より使用して老朽化、交換部品が無くなることによる保守継続困難が伝えられており、来庁者の安全性を考えても早期にリニューアルする必要がありました。

リニューアル計画に際しては町の財政負担の軽減策を考え、既存設備を利用した部分リニューアルについて設置者と協議した際に、賃貸借契約についての提案があり庁内で検討した結果、今回の契約に至りました。

賃貸借契約の活用により、イニシャルコストを抑え、複数年度に亘って予算を組むことでコストの平準化が可能となり、単年度での予算化に比べ影響の少ない標準的な予算を組むことが出来ました。

リニューアルにより安全性が増しました

役場には高齢者の方も多く来庁されますので、リニューアルに際してはバリアフリー化と安全面を特に重視しました。

地震発生時、本震前に初期微動を感知し、最寄階に停止出来る機能も付けていただき、災害対策も万全としました。

賃貸借期間中は、メーカーの東芝エレベータによる継続的な保守点検が担保され、24時間の遠隔監視システムにより安心して利用することが出来ます。

リニューアル後のかご室内

導入サービスについて

導入サービス 賃貸借契約での導入(賃貸借期間10年)
導入製品 東芝エレベータ製 エレベーター

お客さまプロフィール

所在地(那須町役場) 栃木県那須郡那須町大字寺子丙
町制施行 1954年
人口 25,398人(2018年6月現在)
ホームページ https://www.town.nasu.lg.jp/
  • 記載の内容は2018年6月現在取材のものです。
  • 記載の名称は各社の商標もしくは登録商標です。