この度、みずほ東芝リース株式会社（以下、当社）は、日油技研工業株式会社（以下、日油技研工業）が提供する海底地盤調査向け「CPT^※データ取得サービス」について、ファイナンスサポートいたしました。

海底地盤調査CPT装置は、日油技研工業がこれまでに培ってきた水中・海洋機器の開発技術と実績を基に開発した、国内市場に適した「国産」の海底着座型小型CPT装置です。海底地盤調査向け「CPTデータ取得サービス」は、このCPT装置本体と、船上の関係機材、オペレーターをパッケージとしてCPTデータの取得提供サービスを行うもので、当社は、この装置のファイナンスの提供を担いました。

日油技研工業は、「海洋から宇宙まで」をスローガンに、ロケット用火工品や海洋機器のほか、医療機関、製造工程、インフラメンテナンスなど、幅広い分野において独自技術を展開し、日油株式会社のグループ会社の一員として化薬事業の一翼を担っています。

当社は、浮体式を含めた洋上風力発電や海洋インフラといった成長が期待される分野における社会インフラ整備に資する設備導入を、リース等を通じて支援し、お客さまの事業成長と社会課題の解決をともに支えるソリューションパートナーとして、持続可能な未来の創造を目指してまいります。

CPT（Cone Penetration Test︓コーン貫入試験）とは、地盤の強度データを取得する手法の一つで、国内で一般的に実施されているSPT（Standard Penetration Test︓標準貫入試験）よりも短時間かつ高精度な調査が可能です。