この度、みずほ東芝リース株式会社（以下、当社）と福岡県糸島市（以下、糸島市）は、リース契約にて消防署前原出張所に太陽光発電設備を設置いたしました。

本件は、糸島市の、環境省「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)^※」に採択された事業計画に基づく取り組みで、交付金の活用によりコストを抑えるとともに、当社をご利用いただくことで費用の平準化につながりました。
また、当社は施行管理者である九電テクノシステムズ株式会社（以下、九電テクノシステムズ）と連携し、工事・施工の契約に係る契約業務を行うだけでなく、設備の維持管理についても糸島市に最適なサービスを提供し、リーズナブルで安心してご使用いただける環境を整えました。

糸島市は、美しい山や海、恵み豊かな田園など自然ゆたかな都市です。また、博多駅や福岡空港、西九州自動車道など交通利便性が高いことから、都市近郊型の農業、畜産業、水産業が盛んです。2023年5月にSDGs未来都市に選定され、地域力を生かした“糸島スタイル”による持続可能なまちづくりを推進し、経済・社会・環境それぞれの分野で多様な取り組みを行っています。

九電テクノシステムズは、九州電力株式会社（以下、九州電力）のグループ会社で、メータリング、エネルギーサービス等の提供、太陽光発電設備や蓄電池システムなど、再エネ、省エネ事業も手掛けています。
また、親会社である九州電力は、糸島市をはじめ、68の自治体や金融機関と地域課題の解決やまちづくりに関する包括連携協定を締結（2024年2月時点）し、協定を通じて九州地域の社会的課題の解決、持続可能な発展に向けた取り組みを推進しており、九電テクノシステムズも九州電力グループとして協力しています。

当社は、カーボンニュートラルの実現に向け、太陽光発電設備をはじめとする再生可能エネルギーの普及に注力しております。今後も、九電テクノシステムズなど、全国の販売会社様と協力し、地域・社会の持続可能なまちづくりに貢献してまいります。

地域脱炭素移行・再エネ推進交付金（重点対策加速化事業）とは
2030年度温室効果ガス排出削減目標及び2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、地域のニーズ・創意工夫を踏まえて、全国津々浦々で取り組むことが望ましい「重点対策」を複合的に組み合わせた複数年にわたる意欲的な計画を加速的に実施する取組に対して支援を行う。
（出典）環境省：「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金 - 脱炭素地域づくり支援サイト」より