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2025.05.09お知らせ 鹿児島県の自家消費型太陽光発電設備・蓄電池の導入支援事業を利用した、野立て太陽光発電設備のPPA事業を開始しました

この度、みずほ東芝リース株式会社(以下、当社)は、PPA※1事業者であるテス・エンジニアリング株式会社(以下、TESS)と、株式会社アルバック(以下、ULVAC)九州工場内(鹿児島県霧島市)の野立て太陽光発電設備について、太陽光PPA契約を開始しました。本事業は、TESSと当社が、鹿児島県の「自家消費型太陽光発電設備・蓄電池の導入支援事業※2」に共同申請し、交付決定を受けたものです。

本件の太陽光設備の発電容量は 825kW、年間想定発電量約78万kWhを全量自家消費とし、年間想定発電量全体におけるCO2排出削減量は年間約329t-CO2※3となる見込みです。また、補助金申請に当たっては、TESSと当社で補助金コンソーシアムを結成し、補助金採択に向けて協力体制を整え、当社は設備の所有及び代表申請者としての役割を担いました。

ULVACは、真空装置やその周辺装置の開発・製造・販売・サポート事業をグローバルに展開し、最先端の真空技術及びその周辺技術を総合利用することで産業の発展に貢献しています。また、気候変動に対応するため、温室効果ガス排出量について高い削減目標を掲げ、太陽光発電設備の設置を拡大するなど、地球にやさしい持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。

TESSは、再生可能エネルギーの供給から設備の保守管理までエネルギーに関してワンストップのソリューションを提供し、PPA事業者として実績を持つ企業です。「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」という3つの事業領域に注力しており、いずれもカーボンニュートラルやSDGsの達成に貢献していく重要な取り組みです。

当社は、カーボンニュートラルの実現に向けて、リース・PPAによる再エネ・省エネ設備の普及を推進しております。今後も長年培った補助金に関する知見を活かし、パートナー企業やお客さまと連携しながら、温室効果ガス排出量の削減に貢献し、未来につながる持続可能な社会を目指してまいります。

1. PPAとは
Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略。電力需要家が発電事業者から直接再エネ電力を購入する契約形態。オンサイトPPAモデルは、電力需要家の敷地や屋根等のスペースを利用して発電設備を設置。

2. 鹿児島市の自家消費型太陽光発電設備・蓄電池の導入支援事業
脱炭素社会の実現をめざし、鹿児島県の再生可能エネルギー補助事業の1つです。
参考:鹿児島県ホームページ「自家消費型太陽光発電設備・蓄電池の導入支援事業(R6年度)」

3. 電気事業者別排出係数代替値 0.000422t-CO₂/kWh で算出
参考:環境省ホームページ「電気事業者別排出係数一覧(令和7年提出用)」

アルバック 九州工場
アルバック 九州工場