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2023.10.10お知らせ 堺市との太陽光発電設備の賃貸借契約締結について

この度、みずほ東芝リース株式会社(以下、当社)と大阪府堺市(以下、堺市)は、フェニーチェ堺などの市有施設3か所に係る太陽光発電設備の賃貸借契約を締結いたしました。

堺市は、「堺エネルギー地産地消プロジェクト」により第1回「脱炭素先行地域※1」に選定され、本件は、地域の再エネポテンシャルを最大限に活かした再エネ設備の導入として、「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金※2」の対象事業に位置付けられています。
当社は、本取り組みにおいて、パ―トナー企業及び地元の工事会社と連携するとともに、当社独自のサービスをプラスしご利用いただくことで、設備を長期間安心してお使いいただける環境を提供いたします。

堺市は、都市像に「未来を創るイノベーティブ都市」を掲げ、将来にわたって持続可能な都市経営の推進を目指し、人口減少と超高齢化、高度情報化社会の到来、地球規模の環境問題などの社会の変化に対し、様々な施策を行っています。
また、脱炭素都市の実現に向けて、住宅や公共施設へ太陽光発電設備等の率先導入だけでなく、建物自体を高気密・高断熱、長寿命化を進めることでエネルギーの自給自足をめざすZEH・ZEB※3の普及を、市民や地域企業と一体となって推進しています。

当社は、脱炭素社会の実現に向けて、リース等による創エネ、省エネ製品の提供を通じて、地域・社会の健康で安全な暮らしを守り、お客さまと共に社会のニーズに応え、未来につながる持続可能な社会の実現を目指してまいります。

1.脱炭素先行地域とは
環境省が、2050 年カーボンニュートラルに向けて、地域特性に応じた脱炭素化の取組提案を公募し、その実現に向けて意欲的に取り組む地域を「脱炭素先行地域」に選定する。令和5年8月時点で、全国32道府県83市町村の62地域が選定されている。

2.地域脱炭素移行・再エネ推進交付金とは
脱炭素事業に意欲的に取り組む地方自治体等に対し、複数年度にわたり継続的かつ包括的に交付金により支援する制度。
「脱炭素先行地域」に選定をされている自治体は、この交付金の対象となる。

3.ZEH・ZEBとは
ZEH(Net Zero Energy House / ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語。ZEB(Net Zero Energy Building / ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略語。
使用するエネルギーと、太陽光発電などで創り出すエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギー量を実質的にゼロ以下にすることを目指した建物を差し、対象となる建物が、ビルや学校、工場などの場合を「ZEB」、一般住宅の場合を「ZEH」と言います。