ファイナンスの基礎知識 KNOWLEDGE
レンタルとは?
レンタルは主に設備調達手段で、比較的短期の使用を目的とする場合の契約形態です。通常リース契約では時間を区切る単位は年や月ですが、レンタル期間は、一般的には時間や日、週、月など様々です。対象となる物件の特性や取引の特性により定められるビジネスモデルです。
レンタルの特徴
- 対象物はレンタル事業者の用意した物件の中から選定
- レンタルはレンタル事業者が、機械・設備・器具備品等を購入し、使用者(借主)に一定期間賃貸し期間中使用者が資産を占有・使用する契約のことで、使用者は、契約の対象物をレンタル事業者の用意した物件の中から選択します。
- ノンフルペイアウト
- レンタルは短期間が一般的でありフルペイアウトの要件はない。
- 物件の保守、修繕義務
- 手形集金、領収書発行、取立事務の削減ができます。
- オフバランス
- レンタルの対象資産は実質的にレンタル事業者の資産であり、使用者(借主)の資産計上の必要はない。
レンタル取引の流れ
Step1. レンタル物件ラインナップ
レンタル事業者は貸し出しを目論む物件を準備します。
Step2. 物件選択・申し込み
使用者(借主)は貸し出し用の物件から必用物件を選択します。
Step3. 物件引渡し
申し込みに基づいてレンタル物件を納品します。
Step4. 物件の活用
使用者は物件を事業の用に供します。
Step5. 物件の返却
レンタル期間終了後物件を返却します。
Step6. 物件の整備
貸主は返却された物件を整備します。
Step7. レンタル物件ラインナップ
完璧な状態で新規の申し込みを待ちます。