立川タカシマヤ様
リーズナブルに環境対策を実現
快適さを損なわずにESCOを推進
- ESCO契約
- 卸売・小売
- 首都圏
空調機等の効率的運用により省エネルギーを実現し、環境負荷の低減に貢献するESCO事業。
東芝のテクノロジーと、みずほ東芝リースのファイナンスの組み合わせにより実現するこの環境ソリューションを、従来より環境問題に取り組まれている立川タカシマヤ様に採用いただきました。
お客さまの課題
- 環境に配慮し、お客さまに快適空間を提供
- 省エネルギー化コストの負担軽減
導入の効果
導入サービス
- ESCO契約を活用した導入
効果
- 気温・天候だけでなく、運営実態に合わせたきめ細やかな対応
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省エネ設備の導入・運用費の負担ゼロ
- シェアード・セービングス方式※1の採用により、ESCO事業者が省エネに必要な資金を負担
導入背景と選定について
プロフィールは取材当時のものです
快適さを損なわずにESCOを推進
- 貴社は環境に対する取り組みを以前より実施していらっしゃるようですが。
はい。2000年に「高島屋環境方針」を策定し、高島屋グループ全体で環境への取り組みを実施しています。リサイクル活動やクリーンエネルギーを採用している店舗もあります。立川店では2007年よりESCOへの取り組みをスタートさせました。
- 導入費用が実質0円ということは、いかがですか?
それは当然歓迎です。東芝さんとみずほ東芝リースさんがESCO事業者になるので、私共には費用負担がなく、環境対策が実現できています(シェアード・セービングス契約※1)。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)※2からも認定されていますし、願ってもないシステムですね。
1 シェアード・セービングス契約
今回のケースではESCO事業者が省エネに必要な資金を負担する、シェアード・セービングス方式をご採用いただきました。このほか、お客さまに必要資金の一部または全部を負担いただくギャランティード・セービングス方式もあります。
2 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
新エネルギーおよび省エネルギー技術などの開発をおこなう経済産業省所管独立行政法人。
- 百貨店という業態は、他とは違うポイントがありますか?
社員なら少しぐらい暑い/寒いは我慢しろ、と言えるかもしれませんが、お客さまに我慢をお願いする訳にはいきません。快適であることが大前提です。
またお客さまの来店数が増えると店内温度が上がっていきますので、気温や天候だけでなく、店内の込み具合なども考慮してコントロールする必要があります。こうした常に変化する状況下でも速やかに温度調節をし、さらに省エネにもつながるESCOに期待しています。
Report from Toshiba - 担当者の声 -
理想的な環境対策
ESCO事業は、事業性だけでなく、地球温暖化対策などの環境面でも是非とも取り組んでいただきたいものの1つです。
ESCO事業(シェアード・セービングス契約)スキームは、空調機器等の更新/コントロールでエネルギー消費を削減し、その削減できた費用で投資額や運用費をまかないます。
つまりお客さまは導入や運用のための費用を負担せずに環境にやさしいエネルギー削減を実現できるのです。お金もかからずに、環境にもよくなるわけですから、とても優れた仕組みだと自負しています。
理想的な環快適空調制御※3でさらに効果向上境対策
また、東芝には快適空調制御という技術があります。これは気温や湿度だけでなく、人の着衣量や窓への日差しの輻射温度など6つの情報を解析し、より人に快適な空調コントロールを実現するものです。この技術でより効果的なESCOをご提案していきたいと思います。
3 快適空調制御
(1)温度、(2)湿度、(3)輻射温度、(4)気流速度、(5)人の活動量、(6)人の着衣量の6要素から快適指数(PMV値)を導き出し、効率的に快適さをコントロールします。
特許番号 第3049266号、第3361017号、第3751830号
導入サービスについて
導入サービス |
ESCO契約(シェアード・セービングス契約 10年) ビル・工場・事務所などの省エネルギーに関して包括的なサービス(資金調達、設備建設、設備所有、運転、保守)を提供し、そのお客さまの省エネルギー効果をESCO事業者が保証する仕組みです。 |
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お客さまプロフィール
所在地 | 東京都立川市曙町 |
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高島屋グループ経営理念 | 「いつも、人から。」 |
ホームページ | https://www.takashimaya.co.jp/tachikawa/ |
- ※記載の内容は2007年5月11日現在取材のものです。
- ※記載の名称は各社の商標もしくは登録商標です。